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オーナーインタビュー Branche 鶴田 浩章さん

鶴田 禮士さん Branche オーナー 鶴田 禮士さんのプロフィール
姉2人の末っ子に生まれ女の子と遊ぶことが多かった子供時代。おしゃれに興味を持ち、中学生の頃から美容師を夢見る。高校卒業後、数々の有名アーティストの出身校でもある窪田理美容専門学校を1980年に卒業。その後M.TANIGUCHIグループに入社。アシスタント時代を経て、グループ15店舗の中で指名、紹介売上共に1位を独走して20年以上。経営者、スタイリストの顔を持ちあわせ、人が好きでサロンワークを心から楽しんでいる。

「Branche」ブランシェ(M.TANIGUCHI グループ)の鶴田オーナーは、2006年現在から10年前に都心への好アクセスで利便性のある東武東上線朝霞台駅、JR武蔵野線朝霞駅2路線交わる場所にブランシェをオープン。わずか1年半で増築、3年後にはスタッフやお客様の数にたえられなくなり、同じ駅の現在の場所に移転。これまでにたくさんのご紹介お客様が訪れ、今では「ブランシェ以外のサロンは考えられない」と言われるほど熱いファン層に支えられている人気店にまで成長。居心地が良いサロンの土台は技術者ではなく「人」を育てることにあるのだそうです。気にいられるスタイリストを育ててきた鶴田オーナーにインタビューをしてみました。
ブランシェの自慢はアシスタントだとスタイリストの一人に聞いた時、上下関係はあるもののスタイリストがアシスタントを信頼しきっている発言に驚かされました。サロン全体挨拶が絶えず、活気があり、スタイリストもアシスタントも関係なく仲が良いですよね。

特に指示をしているわけではないのですが、スタイリストがアシスタントの練習に深く関わったりスタッフ同士の意思の疎通をはかるミーティングを頻繁にしています。先輩後輩の役割を持ちながら、いい関係が成り立っているのではないでしょうか。僕自身もスタイリストミーティング以外に、アシスタントに常にコミュニケーションをとっていますよ。やっぱり、身近にいるスタッフとのコミュニケーションを取ることと気遣いすらできなかったら、おそらくお客様がどんなふうに思って、何を感じているかを気づく事ができないじゃないですか。

鶴田 禮士さん

コミュニケーションを取ることは非常に大切なことだと思います。お客様と良い関係を作る為にもスタッフ自信が心掛けなくてはいけないこともあると思うのですが、鶴田オーナー自身スタッフ教育の一環として行っていることがあれば教えて下さい。

返事や挨拶の徹底は当たり前ですが、親しき仲にも礼儀をもって接することですね。また、身近な人への感謝の気持ちを忘れないでいられることが大切です。 親や兄弟が困っていたら親身になって聞けると思うんです。親や兄弟が困っていれば気になるのと同じように、スタッフが困っていたら放ってはおけません。店長やチーフは親であり、スタッフはみな兄弟で、オーナーの私はおじいちゃんのような存在になると思います。家族のような関係になれることじゃないでしょうか。

指名数の多い人気スタイリストが、お客様を次々とこなし固定客を増やしていけるのも、アシスタントの存在があってのことなんですね。ブランシェにおける人材カリキュラムについて簡単に教えて下さい。

アシスタント2年のカリキュラムを経て、さらにもう1年アシスタント業務をおさらいする期間を設けています。おさらいと言ってもひたすら技術練習をするのではありません。1年間アシスタントリーダーとしてアシスタント全員をまとめ、翌年自分がスタイリストになるので、スタイリストの意識を持ちながら取り組んで動くことができる1年として、後輩の面倒をみさせたりします。人に教えることで業務に自信を持って取り組めることが重要なんです。

鶴田 禮士さん

アシスタントが自信をもって業務をすすめる事で、しっかりとした手つきにお客様も安心して任せられますよね。業務に自信があるからこそ、お客様とも余裕を持っておつきあいできるようになるわけですね。
鶴田オーナーやスタイリスト全員がアシスタント教育にとても熱心でいらっしゃる理由がわかりました。アシスタント教育の中で教えなくてはいけない事がたくさんあると思います、その中で大切なことはなんですか。

教えるときは、まだこの業界に入って間もない頃又その成長過程の自分を思い出しながら、教えるようにしています。わからないことは教えてあげるけれど、ポイントは、自分自身で考えて答えを出し実行する事です。その為には、成長過程にあったスタッフの目線に下がってヒントを与えるようにします。誰だって5年後には5年前の自分に「あの時こうしていれば上手くいったのに」と思える時が来ますよね。できるだけ、早く気づかせて、技術力は進むけれど、それと平行して中身も大人の考えに成長させることですね。

鶴田 禮士さん

スタッフ全員がブランシェを選んでくれたお客様を本当にキレイにしようと同じ考えを持って行動しているから一体感があり、がんばれる環境作りがなされているんですね。鶴田オーナーにとってヘアサロンはどんなところですか?

お客様の髪型=お客様をどうプロデュースできるか、と考えています。一言で言うとお客様の本質を見抜いて、元々その人の持っている魅力を引き出してあげる場であり、お客様自身にとってヘアサロンに行き、お客様に関係する全ての人にすてきな人だと思われるような可能性を広げてあげる空間でありたいです。

綺麗に、格好よくなりたいと思うお客様の気持ちはもちろん、それだけではなく、お客様の魅力をひきだし、認めてあげること、そして自信をもっておしゃれを楽しんでもらうことが鶴田オーナーにとってのサロンワークなんですね。細やかな対応と心の底から感じる事をきちんと言葉に出し、お客様に自信を持ってもらう、そしてプロデュースする・・・お客様にとって最高のおもてなしだと思います。
最後に、「親友よりもわかってくれる」と実際にお客様から言われた言葉だそうですが、人に対して並外れた興味と着眼点をお持ちだと思います。鶴田オーナーはご自身をどのようにお考えですか。

昔から人を笑わかせることや、人を楽しませることが大好きで、世話好きでした。ロジックを考えてばかりいました。例えば、なぜ、これがこうなるのか、どういう仕組みになっているのかと考えたらとまらなくなりついつい探してしまう、好奇心は強い方ですね。美しいもの、きれいなもの、芸術品なども好きですね。

世話好きで人を楽しませる事が好き。ロジックを考える。美容師とは鶴田オーナーにとって自然といきついた仕事なわけですね。鶴田オーナー、本当にありがとうございました。

スタイル・エイチ編集部より
オーナーインタビューのたびに、改めて美容師って本当にすばらしい仕事だと思います。初対面のお客様に対して、その人のしぐさや言葉使い、服装などで好み、性格などが大体見えてしまう鶴田オーナー。取材の担当をさせていただいた私の性格などを言い当てられた時には驚きでした。人間的な成長を主体とし、日々成長し続けているブランシェ。スタッフ全員が純粋で前向きにサロンワークに取り組んでいる、これからの活躍が期待できるヘアサロンだと感じました。