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インタビュー 第2回 美容室オーナー 島添 博之さん

島添 博之さんのプロフィール
ヘアーサロン トライアンフ オーナー
埼玉県出身。高校卒業→美容専門学校という一般的なプロセスを嫌い、実践重視の考えを元に、美容室の門をたたく。3年間、初めて勤めたサロンで下積みを経験、更なるスキルアップを目指すため、当時お世話になっていたオーナーに「かならず成長して戻って来る」と約束を交わし、1年間、他店舗に勤務、多忙な日々を過ごす。実りある経験を他店で積んだ後、オーナーとの約束を果たすために古巣へ戻り、その後、独立するまでの約15年間、サロンの中心人物として活躍。そんな律儀な性格と、確かなスキルを身に付けた島添の噂を聞きつけ、ある日突然、パリ・コレの出演依頼がある。以後、その活動はパリだけではなく、ヨーロッパの主要都市に拡大。日本と海外の往復生活の中、名声を手に入れながらも、後進が育つまでは絶対にお店を辞めることはなかった。外国人に摘要されることが多い手法「ベースの素材を100%生かすカット技術」は本物である。

休日の過ごし方は?
「最近子供が生まれたので(おめでとうごがいますッ!)、独身時代には行ったことがないような場所に家族揃ってお出かけしてますね。これが意外と視野が広がって仕事の役に立つんです。何て言うか、赤ちゃんはちょっとした動作や素振りで、いち早く望んでいることに気付いてあげないといけないし、子供が居なかったらおそらく行かないであろう場所に出向くことによって、自分の中に新しい感性や感受性ができてきますので、その時の気持ちをハサミに込めて表現してみたり……。まぁ、一言で言うと、休日は子供にレクチャーしてもらっています」

男性のお客さまに対して、特に気を付けられている点はありますか?
「そうですね、特に初めて来店された場合、女性よりも緊張されているケースが多いですね。でも美容室に来ているわけだから、本当は「もっとこうしてほしい」とか、細かいリクエストが絶対にあると思うのですが、意外と男性は「こんな感じで……」とか、カウンセリングしても発する言葉数が少ない。そういった部分から、例えば待っていただいている時に、さりげなく読んでいる本で、繰り返しチェックされているページはないかとか、施術中の日常的な会話からスタートして、少しずつヘアースタイルの話題に近づけていったりと、ちょっとした工夫はしていますね。どちらかと言うと、最近は街を歩いていても、女性の方がファッションからして自己主張がはっきりしすぎているくらい分かりやすいですよね!(笑)」

美容専門学生のみなさんへ一言、お願いします。
「う〜ん、行ってない僕が言うのも変な感じだけど、専門学校で学べることって、「広く浅く」が基本だと思うし、美容師として議論するのであれば、結局現場に出てからが勝負だと思います。僕の周りでも、意外と専門学校時代にはたくさん遊んで、現場に出てから真剣に頑張った奴らのほうが、今現在は成功しているケースが多いと思います。遊ぶって表現すると語弊があるかもしれないけど、現場に出る前から自分の世界を作りすぎず、人との繋がりを大事にした方がいいってことです。僕自身も今になって気付いたことですけど、美容師も美容師以外の方々も、その当時の知り合いや友人たちは、10年以上経った今となって、すごく仕事に繋がっています。だから美容師になるために頑張るのも大事だけど、いざ現場に出てしまうと、忙しい日々が続くので、今出会う方々との接点を大事にすれば、必ず将来、自分自身に返ってくると思います。みなさん頑張ってください」

スタイル・エイチ編集部より
「おおらか」や「ほがらか」など、そんな言葉がジャストフィットする島添オーナーですが、やっぱりスタッフのみなさんもほのぼのしています。取材班もおしゃべりが楽しくて、思ったより長居しちゃいました。(約1名、某男性スタッフの方がボケまくって取材が進みませんでした。でも楽しかったからOK!)
変な話ですが、所沢に寄った際には、なぜか「必ず立ち寄ろう」と、勝手に心に誓った取材班でした。
土曜日に「瑠璃の島」というドラマをやっていますが、あの美しい島に存在しそうな美容室、そして竹之内豊が演じている「川島」を明るくしたような島添オーナー。なんていうか「瑠璃の島」の登場人物がサロンを経営したら、トライアンフみたいになるのではないかな?って思います! 本当にありがとうございました!!(2005年5月取材)

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