
第4回 インタビュー 須田 まさ子さん、鈴木 ひとみさん(TAU)
今回の特集は、東京・八王子の人気サロン「TAU」さんで働くスタッフおふたりのインタビューです。「TAU」さんは、八王子駅周辺でもちょっと裏路地にある知る人ぞ知るというウワサのサロン。スタイル・エイチでもアクセス上位の常連さんです。おふたりの言葉から、お仕事に対する熱いモノがぐっと伝わってきますよ!
鈴木さんに質問ですが、イギリスに留学して一番感じたことは何ですか?また、「TAU」入店のエピソードを聞かせてください。
そうですね、イギリスでは、「アーティスト性」に関わりが深い発想力や独創性などは、素晴らしい方が多かったんですけど、テクニカル面では「日本の美容師」のほうが、圧倒的にスキルが高いように思います。
「TAU」に入店した時のエピソードですけど、留学して1年が経ち、私自身が「テクニカル」を中心に勉強したいと思った時、、「日本の環境のほうがベター」っていう結論が出ました。以前から知り合いだったTAUの時田オーナーに国際電話をかけて「相談にのってください!」ってお願いしたら、「じゃあ、帰ってきて働く?」って言っていただいて、あわただしく帰国しました(笑)
ご利用は計画的に……、じゃないですけど、「自分が今、身に付けたいモノ」をはっきりさせて、そのタイミングに応じて留学するのが良いと思います。
鈴木 ひとみさんプロフィール……静岡県出身。地元でも「超エリート」で有名な高校に進学。両親には、「大学進学」を希望されていたが、彼女が出した結論は、「日本で唯一の美容短大」への進学。自らの意志で「美容師」としての道を切り開いた。卒業後は、イギリスに留学、語学と美容の勉強に励む。彼女の「TAU」入店エピソードも非常におもしろい。まだアシスタントとして修行中の身だが、「笑顔」を絶やさない鈴木が、「スタイリスト」になる日を待ち望んでいるファンは多い。
須田さんに質問ですが、仕事を離れても周りの人の髪型って気になるものですか?
私……というより美容師だったら、気になると思いますよ。特に染め時。「あ〜渦の周りが黒くなってる……」って感じに。
下積み時代は、街頭で「スタイルのある髪型をしているな」って思ったら、よく声をかけて写真を撮らしていただいていました。そうしたら、「有名店に所属している美容師の先輩」とか、よくありましたね。(女の人には、たまに逃げられる事もありましたけど。。。)
そうやって集めていた「個性的な髪型のネタ帳」ですが、最終的は3冊の「本」にまでなりました。今でもたまに見ては、自分の「感性」を刺激しています。
須田 まさ子さんプロフィール……東京都出身。ヘアーサロン「TAU」所属。美容専門学校を卒業後、三鷹の大型店にて2年間、下積みを送る。須田「らしさ」を語るエピソードだが、大型店を退職後、「求人情報誌」や「紹介」に頼ることもなく、八王子周辺の何百店舗もあるサロンを自らチェック、裏路地にある「タウ」を発見。2時間以上、オーナーである時田氏の施術を外から見つめ、入店を決意する。現在は「TAU」のトップスタイリストとして活躍中。
おふたりが、今、「美容師」として、仕事以外でチャレンジしたいことはなんですか?
介護施設にいらっしゃる、おじいちゃんやおばあちゃんに対して、カットしてあげること。ほとんどの方が「短く」や「透いて」など、簡略的にリクエストされるそうですが、それは介護施設という「場の雰囲気」も手伝ってのことで、本当は「もっとこうして……」とか、リクエストしたい気持ちはあると思うんですよ。
現場(サロン)で働いている美容師が訪問することで、そういった「おしゃれ心」を気兼ねなく出していただけるのであれば、ぜひいつかは、仕事の合間をぬって行ってみたいと思っています。
スタイル・エイチ編集部より
世の中、「人気店」といわれる店舗はたくさんありますが、それは決して「技術」だけで、そう呼ばれているわけではなく、人気店には人気店なりの「技術以外の良さ」があり、TAUさんにしても、この人一倍アクティブで、心温まる「スタッフ」無しには語れないと感じました。この取材を読んでいただいたお客さまも、「今通ってらっしゃる美容室」をまた違った視点で見てみて下さい。きっと新しい発見が貴方を待っていると思います!お客さまがいらっしゃる中、取材許可をいただき本当にありがとうございました!スタッフのみなさんと時田オーナーに感謝!
